レイヤーカットにしてみたい。
でも、くせ毛だから膨らみそう。
以前、段を入れてもらったら扱いにくくなったので少し怖い。
そんな方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、くせ毛でもレイヤーカットを楽しむことはできます。
ただし、どんなレイヤーでも合うわけではありません。
くせの動きや、今のカットの状態、普段どんなセットをするかによって、入れ方を考える必要があります。
今回は、新潟市東区石山の美容室AILE DOREで、くせ毛を活かすカットをしている私が、レイヤーカットについてお話しします。

レイヤーカットは、髪に段差をつけるカットです
レイヤーカットとは、髪の長さに段差をつけて、形や動きを作るカットです。
段を入れる位置や高さによって、顔まわりに動きを出したり、全体のシルエットを変えたりできます。
同じレイヤーカットでも、顔まわりだけに入れるものから、全体にしっかり段差をつけるものまであります。
なので、「レイヤーを入れると膨らむ」と、一括りにはできません。
どこに、どのくらい入れるのか。
そこが大事です。
レイヤーを入れることと、髪を梳くことは別です
ここは、少しわかりにくいところだと思います。
レイヤーを入れることと、髪を梳いて量を減らすことは、同じではありません。
レイヤーは、長さの差で形を作ること。
梳くことは、髪の量や質感を調整することです。
実際のカットでは組み合わせて使いますが、目的は違います。
「軽い髪型にしたい」と伝えた時に、毛先の量だけを減らされてしまうと、思っていた軽やかさと違う仕上がりになることがあります。
毛先はスカスカなのに、全体は重く見える。
動きが欲しかったのに、まとまりにくくなっただけ。
そうならないように、形を変えたいのか、量を減らしたいのか、その両方なのかを確認する必要があります。
私が大切にしているのは、必要な厚みを残しながら、軽さと動きを作ることです。
毛先の薄さや広がりが気になる方は、髪を梳いたのに広がる方へも参考にしてください。
くせ毛は、レイヤーを入れると広がるのでしょうか?
入れ方によっては、広がりが気になりやすくなることがあります。
髪を短くした部分は、長かった時とは動き方が変わります。
長さの重みで落ち着いていたくせが、段を入れたことで出てくる場合もあります。
ただ、それを全部「失敗」と考える必要もありません。
その動きを、髪型として楽しめる形にできるかどうかです。
横に膨らんでほしくないのか。
毛先のハネはあってもいいのか。
ふんわりした動きが好きなのか、できるだけコンパクトにしたいのか。
同じくせでも、目指す仕上がりによって扱い方は変わります。
くせを抑えたい方と、くせの動きを楽しみたい方では、カットの考え方も違ってきます。
まずは、どんな雰囲気にしたいかを共有することが大切です。
くせの動きを、レイヤーで楽しめることもあります
髪のうねりやハネは、いつも邪魔なものとは限りません。
毛先に動きが出る。
顔まわりの髪が流れる。
全体に柔らかい雰囲気が出る。
そんなふうに、くせが髪型の良さにつながることもあります。

もちろん、カットすれば何もしなくても理想の形になる、という話ではありません。
くせの出し方や、スタイリング剤の使い方まで含めて考えます。
真っ直ぐに整えることだけを目標にしていた方も、少し見方を変えると、楽しめる髪型が見つかるかもしれません。
写真の髪型を、そのまま当てはめるわけではありません
SNSで見つけた、素敵なレイヤースタイル。
自分もやってみたいけれど、モデルさんとは髪質が違いそう。
そう思っても、写真はぜひ見せてください。
自分の髪でできるかどうかを、お客様が判断する必要はありません。
そこを考えるのは美容師の仕事です。
顔まわりの雰囲気が好きなのか。
毛先の動きが好きなのか。
全体のシルエットに惹かれたのか。
写真のどこが好きなのかを伺いながら、その方の髪でどう取り入れるかを考えます。
写真と全く同じにならなくても、好きな雰囲気に近づける方法があるかもしれません。
反対に、今の髪では難しい場合や、毎日のセットに手間がかかる場合は、そのこともお伝えします。
朝、どこまでセットできるかも大切です
レイヤーカットにしたら、今より必ずお手入れが楽になる。
そうとは限りません。
乾かし方を変えた方がいい場合もありますし、朝に髪を濡らして、くせを出し直した方が仕上がりやすい場合もあります。
くせを活かすスタイルなら、スタイリング剤をつけて、スタイラーを使いながら乾かす方法をご案内することもあります。
一方で、ブローやアイロンで形を整える方が、好みに合う方もいます。
どちらが正解ということではありません。
大事なのは、その髪型に必要なお手入れを、普段の生活の中で続けられるかどうかです。
朝はあまり時間をかけたくない。
アイロンは使いたくない。
濡らしてセットするならできそう。
そういったことも、遠慮なく教えてください。
仕上がりの好みと、毎日できること。
その両方から髪型を考えていきます。
朝のお手入れが心配な方は、くせ毛を活かしたいけど、朝のセットが不安な方へもご覧ください。
毛先が薄くなっている場合は、すぐにできないこともあります
すでに毛先がかなり梳かれている場合は、そこへさらにレイヤーを入れることで、厚みが足りなくなることがあります。
希望の形を作るために、長さを切った方がいい場合もあります。
長さを残したいなら、伸ばしながら何回かに分けて整えていくこともあります。
縮毛矯正をした部分が残っている方も、根元のくせと毛先の動きが違うので、その状態を確認する必要があります。
やりたい髪型があっても、今すぐ全部できるとは限りません。
今できる形と、これから目指す形。
そこを分けて、一緒に考えていきます。
以前レイヤーで失敗した方も、まずはその時のお話を聞かせてください
段を入れたら、横に膨らんだ。
毛先が薄くなりすぎた。
結んだ時に、短い髪がたくさん落ちてきた。
家でどうセットすればいいのか、わからなかった。
同じ「レイヤーが嫌だった」という経験でも、理由は人によって違います。
なので、以前うまくいかなかったからといって、レイヤーが全部合わないとは限りません。
ただ、無理にもう一度挑戦する必要もありません。
何が嫌だったのか。
今回はどうなりたいのか。
まずは、そのお話を聞かせてください。
レイヤーを入れるかどうかも含めて、相談して決めていけばいいと思っています。
新潟市で、くせ毛を活かすレイヤーカットを考えている方へ
くせ毛だから、レイヤーはできない。
そう決めてしまう前に、一度ご相談ください。
大事なのは、段を入れるか入れないかだけではありません。
くせの動き、毛先の厚み、全体の形。
そして、ご自宅でどう仕上げるか。
そこまで含めて、その方に合うカットを考えることです。
AILE DOREでは、初めての方には、まずカットのみでのご予約をおすすめしています。
やりたい髪型がはっきり決まっていなくても大丈夫です。
「レイヤーが気になるけれど、自分に合うかわからない」
そんな段階から、お話しできればと思います。


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