新メニュー”ULストレート”はじめます!

当店に長く通っていただいている方はもうご存知かと思いますが、当店はあまり縮毛矯正を勧めておりません。勧めない理由は以下の通り。

  • 極端にまっすぐすぎて不自然
  • ダメージがありすぎて、結局そのダメージにより髪が広がる
  • 数ヶ月経つと根本から癖毛が出てきて毛先の真っ直ぐさとの差がありすぎて余計にうねる
  • 長く続けると髪や頭皮への負担がかかり、薄毛になりやすい
  • 時間とコストがかかる

このような点から、当店ではあまり縮毛矯正を積極的に勧めておりませんでしたが、そんな当店のコンセプトでもこれならいいかもという超おすすめのストレート薬剤が彗星のごとく登場!

これはまさにゲームチェンジャーになります。上記のデメリットが何もありません。完全に自然な雰囲気になり、髪の硬さもなくクセが弱まります。当店ではその特徴からウルトラライトストレート、略して

ULストレートと命名しました!

まずはULストレートの仕上がりの状態をご覧ください全くブラシなどで頑張ってブローしておらず、手で簡単にサラッと乾かした状態です。

ビフォアーの状態を撮影し忘れてしまいまして、写真がなくて申し訳ないのですが、モデルさんは年齢とともに髪にごわつきが出てきてしまい、うねりや広がりがありました。髪質は硬めで太く、多毛です。乾燥もしており毎日ブローを頑張っていました。ですがこの通りサラサラのツヤツヤの仕上がりで、ストレートアイロンもせずにただ乾かしただけです。

このように、くせ毛というよりも後天的なうねりやごわつきが出てきた方に特におすすめできる代物です。これはかなりの方が救われる救世主となるでしょう!

目次

ULストレートとは何か?

ウルトラライトストレート、通称ULストレートとは酸性の薬剤を使用した比較的新しいストレートパーマです。酸性ストレートという名前で出回っていますが、あまりにも似たようなものがたくさんあり、消費者はいったいどれを選べば良いのかわからない状況です。メーカーや薬剤によってもいろいろ違いがあり、酸性の縮毛矯正としてのメニューもありますし、非常に乱立している状況です。が、当店で扱う薬剤はあくまでストレートパーマであり、縮毛矯正ではありません。

なので当店ではなるべくわかりやすくイメージできるようなネーミングをつけました。縮毛矯正ではなくソフトでライトなストレートパーマ。気軽に試せてそこまで神経質にならなくていいし、超絶軽い感じのナチュラルなストレートになるのでウルトラをつけて”ウルトラライトストレート”にしました。

ここからは専門用語や難しい話が出てくるので、どうでもいいやという方は飛ばして読んでください。実際になぜ髪が良くなるかの理由まで知る必要は必ずしもありません。

今、巷で流行っている髪質改善系のトリートメントに酸熱トリートメントというものが出ていますが、そのトリートメントにはグリオキシル酸という主成分が使われており、その成分が入ったストレート剤になります。その成分が架橋結合という働きを髪の内部で作用し、髪が健康な時の状態である丸い円柱状に導きます。

くせ毛やうねりのある髪は楕円形の形になっており、それがうねりになってしまいます。対して縮毛矯正は髪がぺたんこになり、きしめんのごとく潰れている状態になっています。私はこのきしめん状態を非常に問題と感じており、それが嫌で勧めておりませんでした。

酸性ストレート剤を選定するまでの経緯

現在、日本でもたくさんの酸性ストレート剤が出てきていますが、問題はどのメーカーのどの薬剤が良いのか?ということです。実際に使用して検証して見なければ本当に良いのかわかりません。

実はグリオキシル酸を使用した酸熱トリートメントは非常に問題の多いトリートメントです。この問題を語る美容師は数少ないと思いますが、ここでは忖度なくなんでも公開していくブログです。一番の問題点は酸熱トリートメントをすると過収斂(かしゅうれん)という作用が起きて髪が硬くなってしまうという現象が起きることがあります。

過収斂とは雑巾を硬く絞る時のようなねじれが髪に起きてしまう事です。髪がギュッと縮こまる感じ。これが非常に厄介でどの髪質の人がそうなってしまうのか?の事前判定がとてもわかりづらい。ほぼ感で判断するしかないのです。そして酸性ストレートでも過収斂が起きてしまうという事例も耳にしていたため、かなり慎重に考えていました。

もし過収斂する心配がない薬剤と出会えた時に導入してみるか、となんとなく考えはじめ、いろいろと調べつつ紹介してもらったりしてついに最高の薬剤に出会えました。

その後、しっかりと検証するためテストを繰り返し、これは間違いないと判断したためメニュー化を決定いたしました。おそらくメーカーによって薬剤の配合比率や過収斂を起こさせないための補完成分など入っていたりいなかったりが予想されます。つまり、そこまでしっかり考えられている製品かどうかが重要なので、美容師側はいろいろ試して良いものを探していく作業があるのです。

今回私が出会った薬剤は、何度かテストしても全く過収斂の様子が見られず、かなり髪が柔らかくサラサラ、ツヤツヤになりました。

ULストレートの事例

モデルさんは男性で、髪を濡らすとこのようにうねりが見られます。乾かすともう少しストレートになりますが、広がりやすくパサついた印象になりやすい。このような髪質の方は日本人に非常に多く、扱いにくいという悩みを抱えています。

このようなうねりのある状態からULストレートをするとこんな感じになりますかなりサラッとしています。実はこの時が初めてこの薬剤を使った時でしたが、私はあまりにも良すぎて衝撃を受けてしまいました。

縮毛矯正のような極端なまっすぐさは全くなく、あくまで自然なストレート。根本がぺたっとすることなくふんわり感もあります。髪の手触りも柔らかく、サラサラで艶もあり、ダメージも全く感じません。むしろトリートメントをしたような感触。

特に頑張ってブローしたわけではなく、ただただ乾かしただけの状態です。ここまで自然だと、また根本から癖毛が生えてきてもその境目もはっきりとはわからない感じになると思います。

続いてもう一人の事例をご紹介します。

まずはビフォアーの状態からご覧ください。渇いている状態です。髪質は硬毛・多毛・乾燥で広がりやすくうねりやすい。

まだULストレートをかける前です。それを濡らした状態にするとこのようなカール、うねりが出てきます

縮毛矯正をかけるほどではないけど、うねって膨らみやすい、こういった髪質の方は非常に多い。この状態からULストレートをかけるとこうなりますまずは濡れてる状態。

一気にうねりが消えたのがお分かりかと思います。ですが、縮毛矯正のような極端な真っ直ぐさではない。ここが最大のポイントであり、利点です。そしてこれを乾かしてみるとこうなります

これももちろん頑張ってブローせず簡単にささっと乾かしただけです。仕上がりの状態はオイルなども一切つけてません。頭が一回り小さくなりました。本当にこれには驚かされます。ついに科学もここまで進化したのかと興奮気味になりました。

このような仕上がりなら当店でも自信を持って非常におすすめできるものとなります。

どんな人が向いている?

  • うねる
  • ごわつく
  • 広がる
  • 手触りがざらざらする

このような方にに向いています。それと、昔はあまり髪のこと気にならなかったのに年齢とともにうねるようになってきたという方も非常におすすめです。

逆に向いてないor効果が薄い人

  • クセが強すぎる
  • 健康毛
  • 本当に真っ直ぐにしたい方
  • 縮毛矯正がかかっている方
  • ダメージが強すぎる方

カラーなどのダメージがなく、健康毛の方や上記の写真よりもクセが強い方は効果が出ないか、薄く効く感じになるかと思います。

本当の直毛にしたいという方は縮毛矯正をした方がいいです。

ダメージが強すぎる方はそのダメージ部分をカットしないとできない可能性があります。

デメリット

  • 色落ちする
  • 独特な匂いがする
  • 完全にクセが真っ直ぐになるわけではない

色落ちするので、カラーの後にやるのはNGです。できるだけカラーする前にやることが望ましい。そしてカラーと同日にやらない方が持ちが良くなります。

独特な酸味のある匂いがするので、しばらくは匂いが気になる可能性があります。

完全に真っ直ぐになりたい方は縮毛矯正の方が合っています。

お値段と所要時間

お値段はなるべく頑張らせていただきます。

なぜならたくさんの方にやってほしいなと思える代物だからです。かなり救われる人が多いと思うのでやりやすい値段設定にしました。当面の間は税込¥15,400(ロング料金¥1100~¥2200)で始めます。東京や都会の方では2万円〜3万円くらいが相場です。

時間の方は長さによっても変わってきますが、大体2時間半〜3時間程度。手間と時間と材料費がどうしてもかかってしまうため値段が高めになってしまうメニューです。が一度やってしまえば4〜6ヶ月は楽になれるかと思います。(もちろん個人差あり)

このブログを読んで、私はこれ合ってるかも、興味あるという方は是非ご来店ください。

それとご新規の方はお手数ですが一度カットでご予約頂き、カウンセリングしてから次回ULストレートを施術という形をとっておりますのでご了承下さい。

ご予約はこちらホットペッパー

025-282-7155

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