海外の街やSNS、映画、ドラマを見ていると、くせ毛のまま自然におしゃれを楽しんでいる人をよく見かけます。
でも日本では、なぜか「くせ毛=ストレートにするもの」という考え方が当たり前になっている気がします。
その違和感を、美容師としてずっと感じてきました。
日本では、くせ毛は「活かすもの」より「整えるもの」として扱われてきた
- 校則・就活
- 昔からの「整っている=真っ直ぐ」という価値観
- 美容室側も「伸ばす・抑える」を正解としてきた歴史
- メディアによる綺麗な髪=ストレートという洗脳
日本という国において、くせ毛を真っ直ぐにしなければいけないという固定概念が育ってしまったように思います。誰のせいとかではなく自然な流れでそうなってしまったのだと思います。
特にひどいと思うのが学校でくせ毛をパーマだと怒られて、縮毛矯正をかけさせられる事例を聞いたことがあります。縮毛矯正もパーマの一種だというのに、なんともおかしな日本。
ですが時代は変わり、海外の文化がSNSなどによって知れ渡るようになってきて、くせ毛はそのままでもいいんじゃないか?という価値観が少しずつ受け入れられてきているのをすごく感じます。
なぜなら、私は美容師歴24年なんですが18年ほど前からくせ毛を活かすという選択肢をお客様に提案してきました。もちろん縮毛矯正を選ぶお客様もいましたが、大事なのは選択肢があることだと考えていました。
当時はまだくせ毛を活かすヘアというのが確立されていなかったのもあり、そこまでたくさんのお客様がくせ毛を活かすということを受け入れられないという感じでしたが、現在は新規のお客様の8割がくせ毛活かしをしたいと来店されます。
この現象に一番びっくりしているのが私自身です。そこまでくせ毛活かしが浸透してきたのは間違いなくSNSのおかげでしょう。
「くせ毛を直す」から「くせ毛と付き合う」へ
くせ毛を伸ばさない選択をしたお客様の話
私がくせ毛を縮毛矯正せずに活かした方がいいかもしれませんよとお客様に勧めはじめ、恐る恐るお客様は縮毛矯正を”やめる”決断をしていきました。
いざ全ての髪がくせ毛になり、スタイリング方法を覚えて日々を過ごしてもらうと、こっちの方が全然楽だと言っていただける事例が多くなってきました。
縮毛矯正をかけていた頃は、初めはいいんだけど3ヶ月もするとまた癖が気になってくるし、なんならストレートアイロンもしなければいけなくなる。そしてまた縮毛矯正をかけに長時間耐え、お金もかかり…….
このようにデメリットがたくさんあるんですが、くせ毛を活かすようになってからは
もううねりとか広がりという悩みから解放され、無理に美容室に行かなければいけないということもなく、あらゆるしがらみから解き放たれる気分になるそうです。
そもそもくせ毛を直すという感覚を疑ってみませんか?
くせ毛は活かせるんです。それは自然体でありのままの自分でいる行為です。
とても素晴らしいことだと思いませんか?

くせ毛を活かす=放置ではない
- 「活かす=何もしない」ではない
- カット・水分バランス・トリートメント・乾かし方
- 実は“ストレートにするより手間をかけている”部分もある
くせ毛を活かすのは戦術です。やり方がありますし、ただそのままにしておけばできるものではありません。むしろ縮毛矯正をかけていた頃より髪のヘアケアを意識する必要があるかもしれません。
くせ毛とうまく付き合っていく感覚を身につけるのがとても大切です。
はくせ毛活かしのセット方法をお伝えしている記事です。気になる方はこちらもチェックしてみてください。

日本の「当たり前」を、少し外から見てみる
日本では当たり前のことって海外では非常識だったり、またその逆もしかり。
例えば日本ではアルコールを外で飲んでも罪には問われません。電車や新幹線の中で飲んでいる人も見かけます。ですが多くの外国では公共の場での飲酒は罰金刑や拘束される可能性があります。ということは日本は外から見ると異様な国に見えている可能性があります。これは日本がアルコール=麻薬という概念がないからだと思います。
話はそれましたが、日本は島国なので情報が入ってきづらかった。でもインターネットの出現によって海外の普通が自宅にいながら見れるようになりました。
価値観を壊すチャンスです。
くせ毛を真っ直ぐにしなければいけないと自分を追い込むのはもうやめにしませんか。
それって誰が決めたんですか?
人の価値観で生きずに自分で好きな道を選びましょう。もちろん自分で選んでストレートを選んだのならそれはそれで正解です。
私が伝えたいのは選択肢ちゃんとがあるし、日本での当たり前を少し疑ってもいいのでは?ということです。

くせ毛は、欠点ではなく素材のひとつ
くせ毛を活かすかストレートにするか、どちらが正しいという話ではありません。
ただ、「ストレート以外の選択肢もある」ことを知った上で選ぶのと、それしかないと思い込んで選ぶのとでは気持ちの余裕が違います。
髪質は変えられなくても、髪との付き合い方はいくつになっても変えていける。
そんなふうに思ってもらえたら嬉しいです。
もし私も縮毛矯正をやめてくせを活かしたスタイルをやってみたいと思った方はぜひお気軽にご相談ください
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