どんな髪型が似合うかわからない方へ/歴20年以上のベテラン美容師の処方箋!

こんなお悩みありませんか?

  • どんな髪型が似合うかわからない
  • どんな髪型にしてもしっくりこない
  • 一つの髪型しか似合うものがないと思っていて他の髪型にチャレンジできない
  • 美容室では良くても自分でセットすると似合わない

こういったお悩みを抱えている方は非常に多いです。ですが、このお悩みはそもそも色々な誤解とか、思い込みとか、そういったものも含まれている気がするので、詳しく解説していきたいと思います。

目次

どんな髪型が似合うかわからない

この悩みはまず前提にしておきたい事があります。それはほぼ全ての人が最初は似合う髪型なんてわかるわけない。という事です。例外があるとすれば自分を100%客観視できる人。それは俳優さんやモデル・タレントなど。自分をカメラで撮ってもらってそれを当たり前のように見ている人ですね。こういう方は自分を俯瞰して見れているので似合う髪型がわかるかもしれません。

この世のほとんどの方はこの例外に当てはまらないと思います。つまり自分の似合う髪型なんてわかってるほうが奇跡です。さらに初めて挑戦するような髪型って周りの人の意見を聞いて初めて良し悪しを判断できるような気がします。その髪型いいね!なんて言われたり、その髪型より前の方がいいよ!なんて言われると、自分はこういう髪型が似合うし、こういう髪型は似合わないんだな、ということがわかってくるわけです。

つまり、自分の判断より周りの意見を重視するのが普通の人間の特性です。さらに言うと周りの人の主観で考えが変わるとも言えます。極端な事を言えば周りにいる人たちがカジュアル系か大人女性系が多いか?であなたにとっての似合うも大きく変わるでしょう。

勇気出してやったことのない髪型にトライしてみては?

この悩みに対しての処方箋は、とにかく美容師の意見や提案を聞いてみてほしいということ。その提案が自分的には自信がなかったとしても挑戦してみてほしいです。髪はどうせ伸びます。ちょっとくらい気に入らなくてもしょうがないという軽い気持ちで髪型を変えていっていいと思っています。もちろん私たち美容師は絶対に気に入ってもらいたいという一心で施術しています。毎回本気です。私の場合はもうこのお客様と会えないかもしれないという気持ちで臨んでおります。昔、プロ野球選手の4番打者の方を担当させて頂いていた事があって、その方に言われたのが、美容師は毎回ヒット打たなきゃいけないから大変だよね。俺たちは3割でいいからさ笑

いいやいや、プロ野球の4番の方がプレッシャーあるでしょと思いつつも、それもそうかもしれないと今では思うところもあります。

少し話が脱線しましたが、是非美容師を信頼してオーダーしてみてください!

おまかせしてみるのもよし

そして私が最後におすすめするのが完全にお任せすること。美容師というのは初見で大体こういうのが似合うなとすぐわかるものです。服装やメイク、骨格、髪質、あとはカウンセリングして普段のスタイリングをどれくらいやるか。そういった判断材料全て踏まえた上でこれがいいんじゃないかという答えを導き出します。

答えは何パターンもあったりします。その中で選べばいいんです。そういうのを繰り返していくとあなたにとって似合う髪型が見つかっていくでしょう。

あなたにとっての似合う髪型はたくさんあります

そうなんです、似合う髪型は何パターンもあります。特に私が定義している似合う髪型とは?

  • 自分のライフスタイルにあっている・・・例えば仕事中は結んでいるけど、プライベートはおろして巻き髪にしているetc この場合ショートも似合う場合、結ばなきゃいけないからショートは外されます
  • 自分の髪質に合っている・・・例えばくせ毛でうねりが出ているのにストレートのボブにしたいというのは無理が生じます
  • 顔型・骨格に合っている・・・例えば日本人ははち張りさんが多い人種ですが、今流行りのパッツンボブにすると四角い髪型になってしまいます
  • 自分のファッションやメイクに合っている・・・例えば可愛い雰囲気の服装が好きで、ピンクとか好んで選んでいるような方がクールな印象になるような前髪なし前下がりボブ&色はブルーブラックをやりたいといった場合、メイクやファッションをそれに合わせて変えるのであれば大丈夫だけど、そのつもりがないのであれば避けなければなりません

上記のように様々な要素を考慮して髪型を考えなければいけません。めちゃくちゃ奥が深いですね?だからカウンセリングがとても大事なんです。できれば全ての要素を含んだ髪型にすると満足度が格段にアップするはずです。では次のお悩みにいきましょう!

どんな髪型にしてもしっくりこない

このお悩みの場合、考えられる原因が何個もあります。

髪型というより髪質が整っていない

このパターンは本当に多くて、ダメなのは髪型ではないという事。この勘違いというか思い込みみたいなのはすごくあります。この事については詳しく別の記事にしてますのでそちらも合わせてご覧ください。

要は髪質が劣化したり傷んだりしているので、髪型自体は良くても、パサつきや広がりなどで良く見えづらくなっている。ということです。

髪型ではなく髪の構造がおかしくなっている

これも先ほどの記事にて詳しく解説してます。簡単に説明すると、髪がスキすぎでペラペラ・スカスカになってしまっている可能性があります。ぱっと見ではわからないと思うんですが、髪を横に引き出すとわかります。

髪型は一見同じでも中身が違えば別物という事です。例を挙げるならポルシェの車にエンジンを軽自動車の物を積んで走ったら全く違いますよね?例えが微妙かもですが、それくらい中身で性能の差があるのです。

スカスカではない髪型は非常にバランスが良くて、まとまりや艶が出て素敵に見えやすいです。乾かしただけで決まるヘアになり、これぞ性能の良い髪型です。これは体験した方でないとわかりにくいので是非当店にカットしに来てください

自分のスタイリング力に合っていない髪型を選んでいる

カウンセリング時に、こんな感じにしたいという画像を見せてもらう事があります。そこでよくあるのが、そのスタイル画像はほぼほぼ巻いて仕上げているという事です。その巻きがない状態をお客様はイメージできない事が多く、大抵私が詳しく説明すると、そんなにセットする自信がないとか、そこまで時間を取れないという事になります。そして何もセットしないとこの髪型はこんな感じになりますと違う画像をお見せすると、これもちょっと違うなという事になり、結局セットしなくてもそこそこ決まる違うスタイルを選ぶパターンが多いです。

もし当店のような説明を受けずにそのままカットがスタートした場合、仕上がって満足いっても帰ってからシャンプーしたあとはガッカリする。そんな方が多い気がします。つまりあなたはスタイリングをどこまでしたいのか?もしくは全くしたくないのか、はたまたその間をとってブローだけは頑張るのか。ご自身のスタイルをよく見極めてから髪型を選んだ方がいいでしょう。

自分のファッションやメイクに合っていない髪型を選んでいる

例えばあなたが大人っぽくてエレガントな雰囲気のファッションを好んでしていたとしたら、その真逆のガーリーなイメージのウルフヘアやハイトーンで派手な印象の髪型をチョイスすると、例え顔から上だけ見れば似合っていたとしても全身トータルで見るとしっくりこないでしょう。

例えれば他にもたくさん出てきますが、つまりチグハグな髪型をチョイスしている可能性があります。髪はあくまで脇役ですし、全身のトータルで考えた方が良いです。もしもトータルで考えるのが自信ないのであれば、そこも含めて担当の美容師さんに相談したらきっと良いアドバイスをしてくれると思います。

一つの髪型しか似合うものがないと思っていて他の髪型にチャレンジできない

このお悩みに言えるのは2パターンあると思っています。まず一つ目は

過去に大変な失敗をしてトラウマがある

これ本当に多いです。よくあるのが中学・高校生くらいの時にショートにしたけどめちゃくちゃ変になった。学校へ行くのが本当にやだった。友達にからかわれた。など、こういった経験があると幼少期の心の傷はなかなか癒えません。その後は無難にロングにして結んだりしてずっと過ごしてきた、という方をもう何人見てきたでしょうか。ですがその失敗はほぼ99%その美容師さんの力量不足が原因です。ショートが似合わないわけではありません。

こういったお客様が初めてご来店してきた時に私は初見でショートボブとかも似合うと思いますと提案することがあります。ですが大抵の場合、昔コレコレこういう事があってそれは似合わないと思うし、勇気がないと言われたりします。私も無理して薦めることはないので、そうですか、ではやりたくなったらいつでも言ってくださいねとお伝えします。時が経ち、大体5年ほどするとそのお客様は突然シヨートボブにしたいとオーダーしてきます。そこで仕上がりを見て言う言葉が『こんなことなら早く切ってればよかった』です。

処方箋は諦めずに上手な美容師を探せ!と言うこと。カットする人で全然違う髪型になるものです。

ただ単に勇気がない・もしくは食わず嫌い

次のパターンはこれですね。これは詳しく説明する必要はないですね。

処方箋としてはさっきと同じで上手な美容師を探せ!です。そして勇気を出してその美容師さんの提案を受け入れて託してみてください。

美容室では良くても自分でセットすると似合わない

この問題も色々なパターンがあります。一つずつ見ていきましょう。

スタイリングのやり方を説明してもらっていない

スタイリングとは髪の乾かし方からもうすでに始まっています。ここがちゃんとできていないとスタイリング剤をつけてもいい感じになることは少ないです。なのでブロー(乾かしかた)の説明も丁寧に細かいところまでしっかりとレクチャーしてくれる美容師を探してください。髪の乾かしかたが上手くなってくると、仕上げにオイルを毛先に馴染ませるだけでも素敵になります。

再現性レベルが低いカットが施されている

これはもう美容師が100%悪いです。あなたのせいではありません。これは先ほど説明した、髪の構造がおかしくなっているという事と重複してしまいますが、とても大事なことなのでもう一度言います。髪がスカスカ・ペラペラの状態ではどうやったって素敵なスタイリングをすることができません。カットの構造や髪質を整えるべきです。つまり処方箋はカットがうまい美容師を探せ!です。

スタイリングが単純に苦手・練習不足

これに関してはもう練習あるのみ。今はとても良い時代なのでSNSなどで動画を見ながら無料で勉強できます。毎日やってれば必ず上達していくものです。そしてスタイリングの基本は乾かしかた。ブローの練習から初めていって、次の段階で巻き髪やスタイリング剤の付け方を覚えていきましょう!正しいブローのやり方を動画にしてますので、こちらもご覧ください!

スタイリングの基本の乾かしかた

髪のセットをうまくやっていくコツはとにかく真似する事、これにつきます。

そして楽しんでやる事です。私は綺麗になる!と信じてやれば楽しくなってくるものです。

まとめ

まとめると、この悩みというのは同じ悩みでもいろんな種類に分類されるので因数分解してあなたがどのタイプに当てはまるかこのブログを読んで処方箋を実践してくださいね!

エルドールでは新潟のみなさんの髪の悩みを解決するためのサロン運営をしておりますので、お気軽にお越しください。そして相談や質問などあればコメントください

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